先生とわたし
実家近くのアパート。
両親は一緒に暮らしてもいい。って言ってくれたけど、迷惑をかけたくなかったから、頼みこんでアパートを借りてくれた。
「パパは?」
「もう少しで帰ってくると思うよ。」
蒼空がいうパパは、大木先生のこと。
蒼空がお腹にいる時から、色々と相談にのってくれてたうちに、今はパパ代わりとして一緒に暮らしている。
一緒に暮らしていると言っても、別に付き合ってる訳ではない。
だから、寝室は別。
このことはちゃんと両親の承諾済み。
簡単に夕飯の準備を済まして、先生が帰ってくるまで宿題をしてよ。