先生とわたし
初デート?
「そろそろ高野の物も揃えないとな…。」
「だね…。」
休みの日は毎日といっていいほど、祐チャンの家にいる事が多くなってきた。
居るっていうよりも、居候って感じ。
この調子でいけば、冬休みのほとんどは祐チャンの家にいるんだと思う。
「次の日曜にでも買いに行こうな。」
「うん。」
普通に泊まっちゃったりもしてるけど、お父さんもお母さんも何も言わない。
それだけ、安心されてるって訳。
それに、もう少ししたらお父さんは、東京へ行ってしまう。
だから、安心しても貰わないも困る。