先生とわたし
「「いただきます♪」」
「どこ待ち合わせなんだ?」
「正面玄関かな。どことは決めてなかった(汗)」
「ダメじゃん。」
「琴音だから、仕方ない。祐チャン達はどうすんの?」
「その辺うろうろ。あ、クリスマスプレゼント何欲しい?」
「う~ん…。常に使える物なら何でもいいよ。祐チャンは?」
「俺もそんな感じ。無理して高い物とかは買うなよ。ごちそうさまでした。」
「うん。ごちそうさまでした。」
常に使える物かぁ…。
となると、やっぱりネクタイとかになっちゃう…。
でも、スーツがほとんどだからいいかなぁ…。
「千華~♪」
正面玄関で待って居ると、二組揃って来た。
「こんにちは。」
「「こんにちは。」千華チャン、ごめんな。」
石黒先生が、私の耳元で言った。
「私は大丈夫です。謝るなら、祐チャンに…。」
「この子が、息子の蒼空。」
舞チャンに恥ずかしそうに抱かれている。
「蒼空クン、宜しくね♪」
コクッ
「じゃあ、終わったら連絡寄越せよ。」
「「うん♪」」