先生とわたし
入り口で別れて、私たちは中に入った。
「千華、祐チャン大丈夫だった?」
琴音まで…。
「大丈夫だよ。」
「よかったぁ~。」
「ところで、何買うの?」
舞チャン、よくぞ聞いてくれた。
私も、知らずに来てしまったんだ。
「どうせ千華、祐チャンにクリスマスプレゼント買ってないだろうから、まずそれ買って。あとは適当に。舞チャンは買ったの?」
図星…。
まだ悩んでんのに…。
「まだ…。ありきたりな物しか浮かばなくて…。それに、蒼空のもまだ買ってないんだよね…。」
「よし。じゃあまとめて、探しちゃお♪」
「「う、うん。」」
何で琴音がこんなに張り切ってるのかが、分からない。
琴音について行くと、おもちゃ売り場に着いた。