先生とわたし
そこは、オシャレなイタリアンレストランだった。
「アレルギーとかなかったっけ?」
「大丈夫。」
「良かった♪コース料理にしたから。」
「ありがとう♪ここにレストランがあるなんて知らなかった。」
「俺も知らなくて、智輝から教えて貰ったんだ。じゃあ、乾杯!!」
ノンアルコールのシャンパンで乾杯をした。
早速、前菜が出てきた。
「テーブルマナーとか、気にしなくていいから。」
「うん。いただきます♪」
本当に、テーブルマナーとか気にせずに食べていった。
「美味しい!!」
「良かった(*^^*)」
次々と料理が運ばれて来て、全てが美味しくかった。
最後に、デザートとコーヒーが出てきた。
「これ、食べてみたかったんだよね!」
デザートとして出てきたのは、クレームブリュレだった。
「そうだったんだ。良かったな♪」
「うん♪」
「ちょっと待っててな。」
「うん。あ、お手洗い行ってきていい?」
「あぁ。」
祐チャンは席を立つと、奥のテーブルの方へ行った。
帰る時まで、名前で呼んで貰えなかったら、催促しよう。
軽くメイクを直して、席に戻った。