先生とわたし



「誰!?」

「よそ様の夜の性活に、首突っ込むな。」


聞き覚えのある声が聞こえた。




「「智クン!?」にみんなまで…。」


「分かったか。」

「はぁーい…。」


「てか早くない?」

まだ21時を過ぎたばかりだった。


祐チャンたちが来たってことは、片付けないと。



「早く会いたくて(笑)」

「は?抜けて来たの?」

智クン、冗談はよしてよ?

「な訳ないから。」

「家庭持ちの先生たちは、帰って良かっただけ。」

その理由なら、大木はまだしも、祐チャンと智クンは当てはまらない。


「俺らは、女がいるから。」

「だから、フリーの人はまだ残ってる。」


何て緩い、忘年会なんだか。


「蒼空は?」

「もう寝せた。」


「俺らも帰るか。」

「「うん♪」」

「じゃあ、休み明けね(^o^)/~~」

「うん♪「お邪魔しました。」」



「帰りって、電車?」

「そーだよ。」

「じゃあ、駅まで一緒に行こ♪」

「うん♪」


酔っ払ってる人を、一人で連れて帰るのは、辛い。

向こうの駅に着いたら、タクシーでも乗っちゃお。


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