先生とわたし



「マジで、まだ我慢してんの?」


「うっせーな。お前たちが早いんだよ。」


智クン、自分だって人の性活に、首突っ込んでるじゃん…。


「冷めるぞ?」

「お前たちに関係ないだろ!! 千華、さっさと帰るぞ。」

「う、うん!!」


祐チャンに腕を引っ張られて、駅へ急いで逃げた。



「ったく。酔い醒めたじゃねぇかよ…。 」

「帰ったら、呑み直す?」

「あぁ。帰りコンビニ寄るから。」

「分かった。」


夜遅いこともあって、電車はかなり空いていた。


♪♪~♪…

琴音からメールが来た。


--さっきはごめんね(。>д<) 祐チャン、怒ってる?--


「祐チャン?」

「うん?」

琴音のメールを見せた。

「別に怒ってはないから。って、返して。」

「うん。」


--怒ってはないって。--

--良かった~。じゃあ、休み明けね(^o^)/~~--

--うん♪ おやすみ(^_^)/~~--


「…歩いて帰る?」

「そのつもりだけど…。まずは、コンビニまで歩こう。」

「うん。」



………

……


家の近くのコンビニに入った。

「何呑むかなぁ…。」


祐チャンは、お酒のショーケースを開けながら、呟いた。


「千華も呑むか?」

「えっ!?」

「なんてな(笑) ジュース選べ。」

「うん♪」


祐チャンのつまみも買って、コンビニを出た。


……



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