先生とわたし
「心配すんな。あと、柏倉が言いかけた言葉、本気にしなくていいから。」
「…調べちゃった。」
「マジか…。絶対しなくていいから。」
「うん…。凄い事だったんだね…。」
あんなこと、絶対にしたくない。
でも…
「お、おい!!」
ピチャピチャ
ゴクッ
「…あ。呑んじゃった。」
無意識に祐チャンの呑み終えたチューハイ缶を手に取って、少し残ってたのを呑んでいた。
「…大丈夫か?」
「平気(笑)ボーってしてたら、呑んじゃってた。」
「何考えてたんだ?」
祐チャンは我慢していて辛くないのか。とか、言えない。
「琴音たちも、してるのかなぁ…。って。」
なんか、想像しただけで恥ずかしくなる。
「あいつらのことだから、してるんじゃないか? ま、あっちはあっちだから。」
「うん。」
「もう寝よう。」
「うん。」
顔が温かくなってきた。
「じゃあ、おやすみ。」
「おやすみ♪」
………