先生とわたし
新年会
あれからやっぱり熱が出て、つまらない三箇日になった。
♪♪~♪……
--駅着いたよ!--
琴音からメールが来た。
--今から行くから待ってて!--
祐チャンを迎えに行かなきゃ。
また風邪ひくのは嫌だから、ちゃんと暖かくして行こ。
……
「祐チャン行くよ~」
「おぉ。暖房だけ付けておくから。」
「うん。」
新年会の今日は、祐チャンが家を貸してくれた。
「そういえば、熱出たんだって?明花チャンから聞いた。」
お姉ちゃん…
「怒ってる…?」
そりゃ怒ってるよな…。
あれほど言ってたんだし…。
「どっちだと思う?」
ううっ。
やっぱり、怒ってる…。
「ごめんなさい…。」
「だから、あれほど言ったのに。ま、これでバカじゃないって証明できたから、良かったな。」
「そうだけど…。」
何か腑に落ちない。
「じゃあ、帰りの時間分かったらメールするから。」
「うん♪」
「祐チャン「こんにちわ!!」」
「おぅ。部屋、勝手にいじるなよ!!」
「「はーい(笑)」」
祐チャンは、駅の反対側へと行った。