先生とわたし



「ママ~」

「寝起き悪かったんだね…。」


舞チャンに抱っこされながら、蒼空クンが起きてきた。



「じゃあ、食べよっか。」


「うん。「いただきます!!」」


「蒼空クンの周り、気にしないで食べさせていいよ♪」


舞チャンの家ではそうだったから、今回も蒼空クンには自分で食べられるようにした。


「ありがと♪」




「そういえば、蒼空クンの誕生日っていつ?」


さっき聞きそびれた。


「11月11日だよ。」


「「ポッキーの日だ!!」」


てことは、いずれ誕生日プレゼントがポッキーになったりして(笑)


「ポッキー貰ったんだよ!」


あ、もうあげてるんだ(汗)


「徹底してるんだ(笑)」



「やっぱり世の中がポッキーの日って騒いでるんだからさ。それに蒼空、ポッキー好きだもんね~」


「うん♪」



「ね、みんなの誕生日っていつなの?」


言われてみれば、知らなかった。



「私は6月10日で、智クンは8月25日だよ☆」


へ~!


「千華チャンたちは?」


「私は7月14日で、祐チャンは8月5日だよ♪舞チャンたちは?」


「私は10月27日で、陽クンは5月17日だよ。」


「舞チャン、修学旅行中に誕生日だったんじゃん!!」

それに、真っ只中。


「も~、早く言ってよね!!」


「ごめんごめん。でもその時ってまだ、話さなかったじゃん。」


そうだった…。
ちゃんと話すようになったのは、その後からだったんだ。


「そういえばそうだったね(汗)大木は祝ってくれたの?」


「祝うも何も、途中で帰ったじゃん。だからメール1つで終わり。付き合ってなかったんだから、これくらいでしょ。」



まだメール来ただけでも、喜ばなきゃ!



< 406 / 512 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop