先生とわたし
「ママ~」
「寝起き悪かったんだね…。」
舞チャンに抱っこされながら、蒼空クンが起きてきた。
「じゃあ、食べよっか。」
「うん。「いただきます!!」」
「蒼空クンの周り、気にしないで食べさせていいよ♪」
舞チャンの家ではそうだったから、今回も蒼空クンには自分で食べられるようにした。
「ありがと♪」
「そういえば、蒼空クンの誕生日っていつ?」
さっき聞きそびれた。
「11月11日だよ。」
「「ポッキーの日だ!!」」
てことは、いずれ誕生日プレゼントがポッキーになったりして(笑)
「ポッキー貰ったんだよ!」
あ、もうあげてるんだ(汗)
「徹底してるんだ(笑)」
「やっぱり世の中がポッキーの日って騒いでるんだからさ。それに蒼空、ポッキー好きだもんね~」
「うん♪」
「ね、みんなの誕生日っていつなの?」
言われてみれば、知らなかった。
「私は6月10日で、智クンは8月25日だよ☆」
へ~!
「千華チャンたちは?」
「私は7月14日で、祐チャンは8月5日だよ♪舞チャンたちは?」
「私は10月27日で、陽クンは5月17日だよ。」
「舞チャン、修学旅行中に誕生日だったんじゃん!!」
それに、真っ只中。
「も~、早く言ってよね!!」
「ごめんごめん。でもその時ってまだ、話さなかったじゃん。」
そうだった…。
ちゃんと話すようになったのは、その後からだったんだ。
「そういえばそうだったね(汗)大木は祝ってくれたの?」
「祝うも何も、途中で帰ったじゃん。だからメール1つで終わり。付き合ってなかったんだから、これくらいでしょ。」
まだメール来ただけでも、喜ばなきゃ!