先生とわたし
「祐、チャン?」
「う、うん?」
やべぇ、寝てた。
「…居てくれてありがとう。」
「大丈夫か?」
コクッ
「ごめんなさい…。」
「ほら、送って行くから帰ろ。」
「うん。」
帰る前に千華のお義母さんに連絡すると、明花チャンと共に今日は帰って来ないとのこと。
なら、仕方ない。
………
……
…
「祐チャン?」
「俺の家に泊まって。今日、お義母さんと明花チャン帰って来ないんだってさ。」
「私、一人でも大丈夫だよ。」
「ダーメ。一人で倒れられるといけないから、言うこと聞きなさい(笑)」
なんてな。
ただ、俺が傍に居てほしいだけ。
「うん…。食べる物ある?」
「大丈夫。千華は寝てていいよ。」
「楽しみにしてるね☆」
大したものは作れないけど…。