先生とわたし




部屋に戻ると、既に祐チャンが戻って来ていた。




「学校どうだった?」



「広すぎて迷子になると思う(笑)」



「かもな(笑)雰囲気とかは?」



「授業の様子のDVD見たんだけど、楽しそうだった。」




トントン…。



誰だろ。




「どうぞ。」



「邪魔だった?」



入ってきたのは、琴音と智クンだった。



「別に。」



「なら良かった。そろそろご飯行かないか?」



「もうそんな時間か。千華行こ。」



「うん♪」



ご飯って、部屋で食べるんじゃないんだ…。




「「おぉ~!!」」



別室には、豪華な会席料理が準備されてあった。



「「いただきます。」」



地元の食材を使って作った、洋食だった。




「二人とも、お酒飲まないの?」



珍しく、ソフトドリンクを飲んでいる。




「酔って台無しになると悪いから。」



「そーいうことね。」




祐チャンに話をしなきゃいけないから、お酒飲まないでくれて良かった。



酔ってたら、話にならないだろうし。





………




……










「「ごちそうさまでした。」」




< 474 / 512 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop