先生とわたし
「次の相手は商業。調子の悪い奴が居なかったら、スタメンは替えずに行こうと思う。大丈夫か?」
「「はい」」
ピー。
前半は始まった。
この試合の結果で、明日の相手が決まる。
勝てば決勝、負けたら3位決定戦。
できれば決勝に行きたい。
……
「「あっ!!」ヨッシャ!!」」
早速1点目。
………
……
…
ピッピッピー。
「「勝った…。」」
1点を守り切って、決勝に進めた。
「よく頑張った。片付けしたら。解散でいいぞ。」
「しっかりクールダウンやってな。」
「「はい。」」
明日も使うんだけど、一旦祐チャンと智クンの車に片付けなければいけない。
「千華サン。今の記録です。お願いします。」
「ありがとう。片付けたら帰っちゃっていいからね。」
「はい。」
軽く目を通すと、少し教えれば完璧に書けるくらいの出来だった。
「ほら、帰るぞ。」
「「はーい。」」
みんなから隠れた所で帰るのを待っていると、二人が呼びに来てくれた。
……
「んじゃ、明日な。お疲れ様。」
「うん。祐チャンもお疲れ様♪」
いつもみたいに、T字路で降ろして貰った。
………
……
…