先生とわたし
トントン…。
「はい。どうぞ。」
こんな所に、誰だろう…。
「失礼致します。社長よりバースデーケーキのプレゼントになります。他に何かございましたら、何なりとお申し付け下さい。失礼致します。」
プレゼントがのっていたテーブルに、小さなバースデーケーキとカードが置かれた。
ーー千華チャン.*・♥゚Happy Birthday ♬ °・♥*.千華チャンにとって、幸せな1年になりますよーに。心ばかりのプレゼントです☆ 美咲・雅也ーー
「ヤバイ…。」
嬉し過ぎて、泣けてきた。
「良かったな。」
コクッ
「食べよっか。」
「あぁ。」
フルーツたっぷりのケーキ。
……
…
「あっ!そう言えば、この部屋ちゃんと見てなかった!!」
絶対ここって、VIPでしょ。
普通の部屋ならまだしも、VIPはそう簡単には入れないから、ちゃんと見て置かないと。
………
……
…
「…千華。お風呂、一緒に入ろっか。」
「…ぅん///」
お風呂を見てると、祐チャンが後ろから抱きついてきた。