先生とわたし
一緒にお風呂に入るのは初めてじゃないけど、初めて入った時は夜だったり、ほんと数分だけだったから、恥ずかしい。
「入っていいか?」
「う、うん。」
湯船に、身を縮めて入った。
「何もそんなに、縮こまらなくても(笑)」
「だって…。」
エッチしてるから平気なんじゃ無いの?とか思われそうだけど、エッチの時は毎回電気は消してくれてたから、あまり恥ずかしいとかは思わないようになってきたけど…。
明るい所ではさすがにまだ、抵抗がある。
祐チャンの姿さえ、直視できないのに…。
「んじゃ、この際だから言うけど、初めて入った時、全身見させて頂きました。」
「えっ!?」
「おいおい。立ち上がったら、丸見えだぞ。」
驚きのあまり、立ち上がってしまった。
「あっ!!…見た?」
ニコッ
「まぁ気にすんな。」
立ち上がった私が悪いんだけどさ…。
「ゆ、祐チャン!!ちょっと!」
祐チャンが私の後ろに入ってきたと思ったら、すぐに私の胸を触ってきた。
「ダメなの?」
甘えた声で聞いて来て、祐チャンの手がゆっくり下に下がってくる。
「っ。ダメじゃないけど…。」
「けど?」
祐チャンって、こんなに意地悪だっけ?
「…恥ずかしい。」
「ふーん。じゃあ、止めるね。」
「や、止めないで!!」
自分でも、なんでこんな事を言ったのか分からない。
「ほら、上がるよ。」