先生とわたし




「という事は、5時30分に北インター集合で大丈夫?」


「そうだな。んで、14時から1試合して、ホテルに移動。部屋割りとかどうする?」


「千華、名簿と冊子。」


「はい。」



祐チャンが日頃使ってる冊子には、部員の情報が事細かく書いてあって、交友関係については仲がいい人はもちろん、苦手・嫌いな人まで書いてある。


どこからそんな情報を得るのかは謎だけど、案外当たってたりする。





「んじゃ部屋割りはこれで。文句言う奴はいないだろう。」



琴音と二人部屋で、祐チャンたちの隣。

それにみんなと階が違う。




「一般の人も居るから仕方ないか。」



「あぁ。んで次は?」



「2日目は、夕方まで試合。2試合の予定だけど、増減あるかもだからその辺は、臨機応変に対応で。」



智クンが相手校にアポを取ってくれたらしい。




< 505 / 512 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop