星が流れる空
「亜美、別れよう。」
付き合ってから約2ヶ月
隆司に放課後
音楽室に呼び出されて
私は久しぶりに音楽室で
話できるんだあって思ってたのに。
隆司が言ったのは
絶対聞きたくなかった言葉。
「何でいきなり…?」
私は何て言ったらぃぃか分からなくてただ悲しみに似た不安がこみあげてくるだけで。
「何でも…。」
「ちゃんと理由が知りたい。」
声が震える。
「ごめん。もう無理。だから別れて。」
私は返事ができなくて。
ただただ今にもこぼれそうな涙を抑えた。
隆司はもう1回私に謝って音楽室を出て行った。
ねぇ、隆司。
今日は私の目を1回も見てくれなかったね。
嫌われちゃったんだ。
私の心はそう悟った。