俺の恋愛は…
「性格はどんな感じなの?」
「うわっ!!幼なじみ!」
涼真の幼なじみの
明莉ちゃんだっけか?
俺は幼なじみって呼んでます
てか急に現れてびっくりしたぞ!!
「涼君に聞いたよ!
葉月、水臭いじゃん私に言わないなんて」
満面の笑みで俺の背中をボンッと叩く
「恋愛経験ゼロのくせにしゃしゃんな」
俺がそう言うと
さっきまで笑顔だった
幼なじみの顔が恐ろしく変貌した
「女の子の気持ちを理解させてあげるんだから、私は必需品だと思うけど?」
「そう思ってるのはお前だけだよ」
涼真が小声で俺に言ってくるが
「涼君?全部聞こえてます」
「ギャァァァ!!」
満面の笑みで涼真を蹴り飛ばした
「ぼ、暴力反対………
葉月………あとは………任せた……」
幼なじみは空手をやってるんだ
その辺の男よりも強いんだぞ!
「てか、なんで幼なじみ呼んだんだよ」
「家が近いから!」
そんな理由で………