~氷の姫~壱 動き出した運命
「そんなに緊張すんなって(笑)」



「だって…ι」


ギギギッと油の切れた機械のような動きではあるが…少しずつ少しずつ手の距離は少なくなっていきました。



「アリス…手を繋ぐのは固くなってすることじゃない。全身の力を抜いて…ゆっくり相手の手と重ねれば良い…」


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