~氷の姫~壱 動き出した運命
「花で作った冠の事だよ。こうやって茎と茎を編んで形にしていくんだ。」



そう言うと…手近にあった花を採って器用に編んでいきました。
しばらくするとカイトの手の中には綺麗な円をかいた花冠が出来上がっていました。



「すごい!カイトって見かけによらず器用なのね(笑)」



「一言余計だよ…ι」


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