~氷の姫~壱 動き出した運命
抱き締めたまま何も言わないカイトだったが…
アリスがその腕を抜け出そうともがきだすと…腕にさらに力を入れて離そうとしません。




「アリス…欲しいもの今やるよ…」



「欲しいもの…?カイト…苦しい…ι」


アリスの言葉に少し力を抜いたが身体はしっかりカイトの腕の中だ…


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