~氷の姫~壱 動き出した運命
「昼頃に迎えに来るから。」


そう言ってシアンは自分の別荘に帰っていきました。



「入ろうか、風邪をひく…」



今は夕方になると風が冷たく長時間外に居たら風邪をひいてしまう…
しかし…アリスは動く事なくしばらくカイトの顔を見つめていました。


「どうした?」


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