~氷の姫~壱 動き出した運命

アリスの気持ち

深夜22時


アリスは部屋にこもったまま布団を被り頭の中を整理していました。


「明日かぁ~…」


男嫌いのアリスがカイトと疑似恋愛をはじめてまだ日は浅いが…手を繋いだり抱き合ったりするのは…イヤじゃなかった…むしろ安心だとすら思ってしまう。


「カイトと居ると…心があったかくなるんだよね…」


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