~氷の姫~壱 動き出した運命
コンコンッ


「まだ、起きてるか?」


アリスが心配になりカイトが部屋まで様子を見に来てくれたのです。



「起きてるわ、あの…さっきはごめんなさい…いきなりお父さんが来て動揺してしまったの…」



直接顔を見るのはまだ、覚悟が出来ていないアリスはドア越しに話すのが精一杯でした。


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