~氷の姫~壱 動き出した運命
そのままくるりと後ろを向き、馬車に向かって歩いて行きました。

荷物はすでに兵隊が馬車に運んでいました…



「遅くなってごめんなさい…」

シアンはアリスが一人で戻ってきたのを見て、不思議そうにしかし…さも当たり前のように…


「カイト君はどうしたんだ?」


< 187 / 247 >

この作品をシェア

pagetop