~氷の姫~壱 動き出した運命
笑顔で…それもすごく楽しそうに話すリリアに…もう…何も言うまい…ι



「気持ちって…」


リリアは笑顔のままアリスの小さい頃からの境遇、性格、想い…それらを言ってからカイトが本当にアリスに相応しいか確かめようとしていたのだ。



言動は二人とも軽そうだが…その表情は娘を心配する親の顔そのもの…真剣な顔でした。



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