~氷の姫~壱 動き出した運命
「俺は…アリスが好きです。今の話を聞いても…これから何があっても…!」


シアン達の真剣な想いにカイトも真剣な返事で答えました。



「アリス、貴方は?」


「私は…男性恐怖症だった私を…カイトは嫌がらずに、怖がらずに…受け入れてくれた…私に恋を教えてくれた…私も、カイトだったからこんな気持ちになったんだと思う…」



みんなは、一言も話さず…アリスの言葉を聞き逃さないよう耳を傾けて聞きます。


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