~氷の姫~壱 動き出した運命
城の中央にある、温室にいました。


「やっぱ、ここは落ち着くな。」



温室の中には、樹齢100年になる巨大な大木があり…その根元で昼寝をしながら過ごすのがカイトのお気に入りでした。




「ここにいれば、あの時の事が忘れられる…」
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