~氷の姫~壱 動き出した運命
電話でカイトの事を聞いたとき…リリアはその声が誰かにそっくりで…以後忘れられなくなっていたのです。


その“誰か”とは…10年前…兵隊の隊長としてアイスランドにいた“ウィザード”です…



ウィザードは…生ぬるいシアンの考えに賛同出来ず、いつも反発していた隊長である。しかし、兵としての腕…隊長としての信頼は厚く…アイスランドにとって無くてはならない存在だったのです…


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