～氷の姫～壱 動き出した運命

部屋に戻ったふりをして…こっそりと廊下から盗み見をしていたカイトとアリスは…衝撃の真実に開いた口が塞がりません…特にカイトには…ウィザードと言う名前を聞いてから…頭の中にあの時の映像がずっと流れていました…



「ウィザード…何故アイスランドを裏切った？」


「……………私には…目的がありました。」


「目的………？」


ウィル…いやウィザードがアイスランドを出ていった目的を…真実を少しずつ話始めました…


カイトが聞いているとも知らずに…