~氷の姫~壱 動き出した運命
「今まで…ずっと…俺を騙してたのかよ!」


「カイト王子…申し訳ありません…ですが…」


「言い訳なんて聞きたくない!もう…誰も信じない!」


「カイト!待ってカイト!」


カイトはその場に居たくなくて…部屋の外に…城の外に出ていってしまいました。
アリスが呼ぶ声にも気付かずに…


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