~氷の姫~壱 動き出した運命
そんなカイトを陰から見ていたアリスは…どうしていいか分からず佇んでいましたが…カイトをこのままほぉっておけないと思い…意を決して出ていきました。



「こ…こんなところで寝ていると、風邪引くわよ。」


そう、二人が出会った時と同じセリフで…



ビクッ…


アリスの声が聞こえた途端カイトの身体が一瞬揺れ…飛び起き…涙を拭い…笑顔でアリスに向き合いました…(笑)



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