~氷の姫~壱 動き出した運命
結論
城の食堂には…カイトが出ていってから、少しも変わらないウィル達が椅子に座りため息をついていました。
「カイト王子は…いったい何処まで行ってしまわれたのか…」
「アリスが着いていったから…そんなに遠くはないと思うが…」
二人がいない間に…シアンとウィザードの関係は昔の様とはいかないが…いくらか元通りになっていたみたいだ…
「ウィル…」
声がした方を振り向くと、息を切らしたカイトとその後ろにカイトを支えるように立っているアリスがいました。
「カイト王子…」
「カイト王子は…いったい何処まで行ってしまわれたのか…」
「アリスが着いていったから…そんなに遠くはないと思うが…」
二人がいない間に…シアンとウィザードの関係は昔の様とはいかないが…いくらか元通りになっていたみたいだ…
「ウィル…」
声がした方を振り向くと、息を切らしたカイトとその後ろにカイトを支えるように立っているアリスがいました。
「カイト王子…」