~氷の姫~壱 動き出した運命
「ウィザード様、そろそろ…」


後から聞こえたもう一つの声にウィザードと呼ばれた人物は扉の手前で止まり、声の主に振り向きました。



「分かっている、ジェット」


「目的は果たしたのでしょう?いつまで居る気ですか?」


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