~氷の姫~壱 動き出した運命
と、たいして反論もせずに納得していました。



「氷の国から、みんなには世話になったな!これからも元気でな!」



ウィザードの最後の言葉で仲間たちは散り散りに城を出ていきました。最後まで渋っていたジェットもウィザードの強い瞳に何も言えなくなり渋々出ていきました。


これが、カイトに両親がいない理由…

思い出したくない…忌まわしき過去…
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