~氷の姫~壱 動き出した運命
「でも…知ってるでしょ…男の人に触れるのがイヤなの!一緒にいるだけでダメなの…昔を思い出して…怖くなるから…」




「知っているよ。見合いには私達も同席する。」



「場所も、この城の部屋を使うから怖くないでしょ?」




「会うだけでも会ってみなさい。もしそれでもダメだったら…この件は無かったことにしてもらおう。」



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