LOVELOVE兄妹~永遠~①
私は
再び熱を測らせた。






36・6℃。


よかったぁ~!!


平熱にまで下がったんだ。




「シンイチ、今日寝てたら大丈夫ね」


「ありがとな」


私は
風邪をうつされまいとして
キスやハグを避けた。


でもね、寂しかったんだ。




好きなのに・・・


正直になれなかった。


「シンイチ・・・」


「良かったね・・・」


「本当に・・・」


今度は
私がシンイチの背中に馬乗りになっていく・・・



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