私は彼女が好き。
02




私はしばらく校門の前でぼーっとしてた。











女子校だけど、それなりに楽しいよね。
うん。きっと。











私は走ってクラス発表の掲示板を見に行った。








「えっと…五十嵐…」







あ行だからすぐみつかるはず!







「あった!」







1年1組2番。
うわ、はやっ!





ってあれ…?






私の目は1年1組1番の名前をみつめる。







“飯田 絢”





「いいだあや…」






あの飯田絢?






飯田絢とは幼稚園 小学校 中学校 ずっと同じだった人。








中学のときは1回も同じクラスになったことがなかったし…まったく話さなかったなぁ。






話すとしたら挨拶くらい?






だからまさか同じ高校だったなんて。







ってちょっとまった!
飯田絢が女子校!?








けっこうビックリかも。








まぁ、でも知ってる人がいてくれて安心かな。









私は時間を気にしてちょっと急いで教室に向かった。



< 4 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop