悪魔な婚約者!?
本人は
覚えていないな…。
俺のことなんか…
ため息が
自然とこぼれた。
「では、お車の準備をしてまいります」
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車の中から
外を眺めていると
俺の行く高校の制服の高校生が
三人道の端でしゃべっていた。
その中の一人は
他の二人と違い地味だ。
なのに
すごく気になる。
「とめろ」
気が付いたら
運転手にそう言っていた。