悪魔な婚約者!?

本人は
覚えていないな…。


俺のことなんか…


ため息が
自然とこぼれた。


「では、お車の準備をしてまいります」


__________________________________


車の中から
外を眺めていると


俺の行く高校の制服の高校生が
三人道の端でしゃべっていた。


その中の一人は
他の二人と違い地味だ。


なのに
すごく気になる。


「とめろ」


気が付いたら
運転手にそう言っていた。






< 8 / 26 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop