蝶凛2 I Believe yourselves
第一章
ピンポンパンポーン…
それは、あたしたちが高校2年生になる少し前…
今日は、入学式の準備で在校生が来ていた時…
[ガガガッ…キ―――ン…]
放送が流れだした
あたしは作業していた手を止めて、顔を歪ませながらうえを見た
っていうか“キ―――ン”って音放送で鳴らすな!!
耳が痛いじゃん…
どうせいつものしょうもないこと…
そう思い、準備の続きにとりかかろうとした…
[あーあーあー、よし、繋がってるな!!
生徒諸君、よーーーく聞いてくれ!]
そう、校長…あたしのおじさんは話始めた