〜vampire〜
ぴぃーー!!
私は笛を鳴らした。

「こらぁ!そこ線より向こうに出ない!!」

自己紹介が遅れたけど私は緋月学園の緋月莢(ひづきさや)勿論クラスは陽のクラス。

なんで学園と名字が一緒なのかって?それは……
私の父さんがここ(緋月学園)を作った学園長だから

「てかなんで私だけ仕事してるのよ!!
梓は?
梓はどこに行ったの!!」

梓とは私の相方で……ってごめんごめん説明してなかったね〜私たちは学園守護者で月のクラスの秘密が陽のクラスにバレないようにすることが仕事

勿論夕方から朝方まで。

そしてこんな説明してる間に梓が来た。

「ふぁ〜あ…眠。」

や、やっと梓が来たぁ〜私は手をグーで握っていた。
その手はわなわなと震えていた。

私は梓を殴ろうとしたとき月の寮の扉が開いた。

そのときまわりに居た女子が
「キャー」

と騒ぎ始めた。

私は急いで女子達の前に立ってそれを止めた。
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