【完結】君が教えてくれたコト





高野の身体中にたくさんキスをして、俺なりに精一杯の愛撫をした。


高野が甘い声で反応してくれる度に、高野の身体を覚えていく。


「ンッ…ンッ…穂高…も…いいから…早く繋がりたい…」

「あぁ…俺も…あ!ちょっと待って」


急いでコンドームの準備をする。

なるべく待たせないようにしないと…


アレ?なんだこれ…?


んー?


「…どうしたの?」

「何でもないから!あと少し待って!」


うわ…せっかく良い感じに進めてたのに…完全に雰囲気が萎えちゃうじゃん…。


「…穂高…私がやってあげるから貸して」

「いや…あの…えぇー…」


高野はスムーズに丁寧に装着してくれる…かなり恥ずかしいんですけど。

しかし自分のせいで萎えかかっていたが、高野に着けてもらった事で完全復活をしていた。


「…ごめん…次の時はスムーズに出来るようにするから…俺、本当頼りないな…」

「ううん…謝らなくていいよ…ちょっと世話の焼ける穂高も好きだよ?」


そう言って高野から唇にキスをしてくれた。


< 124 / 187 >

この作品をシェア

pagetop