【完結】君が教えてくれたコト




「結花、りんご食べる?」

「うん…ありがとう」


弘貴達が帰ってから、弘貴達がお見舞いに持ってきたりんごを切る。


「槇野の方が優真より抱っこするのうまかったね」

「やっぱりそう思う?はぁ…早く緊張しないで抱っこ出来るようにならないとな」


すると、光輝が起きたみたいで泣き始めた。

俺は積極的に光輝のところへと行く。


「どうしたー?」

「あ、そういえばそろそろ授乳の時間だ」

「あー授乳はさすがに俺には出来ないな」


結花のところに連れていったあと、俺は病室をうろうろした。

なんとなく授乳をしているところは見ちゃいけない気がする。


「ふふ…優真、授乳してる時っていつもうろうろするよね」

「だって、あんまり見られても嫌だろ?」

「別に優真にだったら平気だよ…旦那さんでしょ」

「…そ、そう?」


結花がそう言ってくれたので、俺は椅子に座り直した。


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