夢みるつぼみ〜アイドルと秘密の恋〜
夢華とは駅前で待ち合わせ。
「つぼみ〜!」
駅前に行くと、夢華はもう来ていて私に向かって手を振りながら飛び跳ねてる。
「夢華早かったね」
「うん!だって楽しみなんだもん!そういうつぼみは気合い入ってんね」
そういうと、夢華は私を上から下までジロジロと見てくる。
「別に気合いなんて…」
「つぼみ、髪巻いたりしないよね!めずらしぃ」
「うるさい!」
そう普段私は髪を巻いたりしないけど、今日は特別だから棚にしまってたコテを引っ張り出して、朝から練習してた。
気合い入ってるって言えば入ってるな…
でも、優斗君に少しでも‘可愛い’って思われたいんだ。