夢みるつぼみ〜アイドルと秘密の恋〜

夢華と黒柳君が揃った事で、私が何が言いたいか分かったみたいだ。



「話しがあるのは私ではありません。夢華です」



「え?!……」


中々話し出さない。



大丈夫!



夢華なら言えるよ。


強い心を持ってるんだから。


自分の気持ちを正直に。


教えてくれたのは夢華だよ…


「私…聖夜が好きです。…どんなに反対させられても…この気持ちが揺らぐ事はありません」




夢華は決心したようすで話し始めた。



「前にも言っただろ、お前は仮にも一般人なんだぞ。聖夜が一般人と付き合ってるなんて見つかったら、聖夜の評判は…」
「一般人なんて、関係ありません!」



我慢できなかった。



一般人とか評判とか…



そんなの−