夢みるつぼみ〜アイドルと秘密の恋〜




素早く準備をして、家を飛び出した。



あれ?


今日優斗君仕事だけど、昇君は仕事ないのかな?



個人の仕事なのかも。


もし、昇君仕事なら早く行って昇君の用を済ませなきゃ!



速歩き…ううん。


走らなきゃ!



あと、3分くらいしかないよ〜



髪が乱れるのを気にせず、猛スピードで駅に向かった。




「はぁはぁ…うぅ。疲れた〜」



時間はギリギリセーフにしとこう。



昇君は?



「遅い!…プっ!お前、髪の毛ボサボサ」



怒られたと思ったら、笑われた。



「急いで来たからだよ!殺すとか言うから」


「真に受けるのが悪い」


言い返す言葉もありません。






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