夢みるつぼみ〜アイドルと秘密の恋〜
長く話込んでしまって、辺りは真っ暗。
あまり暗いの好きじゃないんだよね…
と思いながら早足きになる足。
その時後ろから足音が聞こえた。
後ろを振り返っても誰もいない。
ただ真っ暗な道。
怖い…
今度は猛スピードで走った。
家の近くまで走ったら、人影が見えた。
その人は私の家の前で待ち伏せしてるみたい……
誰……?
ストーカーとか?
恐る恐る近付いてみると、だんだんその人の顔がはっきりしてきた。
「の、昇君?!」
「ん?あーお前遅いんだよ!」
「どうしてここに……?」