夢みるつぼみ〜アイドルと秘密の恋〜



「あ、もう寝るね」



ソファーに座って優斗君と話していたら、ずいぶん長い時間が過ぎていたみたいで優斗君は慌ててソファーから立った。



「もうこんな時間なんだ」


「明日、起きれるかな〜」


「何時に起きるの?」


「え〜と、5時には起きるかな?」


今1時回ったくらいだから、今から寝ても4時間しか寝れない。


「ごめんね!こんな時間まで話してて」

「大丈夫だよ?じゃあ、おやすみ」



…あ、友達!


まだ言ってなかった。


今はお母さんは寝てていない、今がチャンス!



「優斗君!」


階段に上りかけていた優斗君はこっちを見るために一歩さがった。


「どうかした?」



「その…」












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