愛すべき人へ…
追記
琥太郎と別れた後、紘は大きな病院へと入院をしました。

生きるための治療をするために…。


紘の体は、想像以上に病魔に蝕まれていたため、

どんな治療も…無意味だったことは、誰もがわかっていました。

無意味どころか、ただ痛みを増やしているだけのように見え、周りは度々止めに入ることもあった位です。


でも…それでも、紘は『生きたい』気持ちを捨てずに…最後まで治療を続けたのです。


< 412 / 413 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop