ニブンノイチ
広場の掲示板にクラスが張り出している。

あっ…
俺の名前あった。

1年D組…
何…Dって…?


でも俺の近くにあるはずの名前がねぇ…


「なぁ…知ってるか?クラスは頭のデキで振り分けられてるんだぜ」

そんな声が側から聞こえてきた。


ぬゎぁーにぃ!?


「Aクラスがトップクラスで他順番に…そして最も下がDクラス…まぁバカの集まりってことだ」

「Dってどんだけバカなん?」

「関わんないほうがいいな。バカがうつる。」


んーだと!
取りあえずあいつら殴っとくか。


「おい、こら…」


ゴン!!

「あっ、いってぇ!」


この痛さは唯だよな…
ちくしょー!


「いってぇなぁ!まだなんもやってないだろ!」


「うっさい!この野蛮人。どーせ殴ろうとか思ったんでしょ」

ちっ!救われたな。
でもいつか報復してやる!


「ったくよー!っで唯はどこだったんだ。」


「Aだってさー」


当たり前か…おまえもっと頭いいもんな。

なんでこんなランク付けみたいなことするかな…

この学校はぁ~


「さっすが、秀才。頭のデキが違うよなぁ」


「何その皮肉がたっぷり篭った言い方。」


俺はおまえと一緒がよかったんだよ。じゃなかったら頑張った意味がねぇ
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